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『オーケストラアンサンブル金沢の新発田公演』

 
   本当に久しぶりにオーケストラアンサンブル金沢の演奏を聴いた。以前何度か新潟公演でその演奏を聴く機会があり、その躍動的な演奏が好感を持てるオーケストラだった。前回聴いた「未完成」の躍動感あふれるエネルギッシュな演奏がずっと脳裏から離れなった。
 今回は、新発田文化振興会の30周年記念事業の特別演奏会。このオーケストラの音楽監督井上道義を指揮者に、バイオリンの南紫音をソリストに迎えメンデルスゾーンのバイオリン協奏曲とベートーベンのエロイカというポピュラーなプログラム。このバイオリン協奏曲は3楽章構成なのだが、今日の演奏は楽章と楽章との間の小休止を入れず連続した演奏。ソリスト南 紫音は弱冠21歳の新鋭。
 帰りの電車を一本遅らせたことが幸運に!新潟へ移動する指揮者の井上道義氏に出くわす。プログラムにサインをお願いし、少し話をさせていただいた。以前新潟で聴いた演奏のこと、躍動感あふれ演奏が健在なことなどをお伝えすると、「下手になっていませんでしたか」と言葉を返してくれた。今これを書きながら、メンデルスゾーンのバイオリン協奏曲の今日の組み立てついて尋ねて見るべきだったと残念に思っている。 
(2010.11.27)

 

 

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『額賀章夫の七寸皿に南天を』

 
 初めての陶器だけの展覧会『たおやかな器』もまずまず盛況のうちに終了致しました。おいでいただいた方々にはこの場を借りてあらためて感謝申し上げます。
 会期中、額賀章夫のプリーツ七寸皿に赤い実がつき始めた南天を添えてみました。画廊内にちょっとした季節感の演出です。時間的な余裕も出来たせいか、歳を重ねるごとにそれぞれの季節を肌で感じて楽しみたいという気持ちが強くなってきました。今年の秋は天気のいい日が少なくちょっと残念でしたが・・・。
 今回の展覧会用に仕入れた器はまだ少し在庫もあり、お勧めの器もあります。展覧会をご覧いただいた方も見逃した方も、ご希望がありましたらお声かけ下さい。 
(2010.11.24)

 

 

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陶器の買い付けで栃木県益子へ

 
  陶器の買い付けに栃木県益子へ行ってきた。当日は台風が関東に接近しているせいで、あいにくの雨。  上野から宇都宮線(JR)⇒水戸線(JR)⇒真岡鉄道(一両編成で木立、田園の中を走るのどかな電車)と乗り継 いで昼前に益子着。事前に紹介しようと決めていた額賀章夫のプリーツ作品の他は、目ぼしいお店やアト リエを一通り見て周り、自分自身が今回紹介したいと思う作家を探すことにした。益子駅前からスターネットのある須田ヶ池まで、途中昼休憩を挟みながら足を使い私自身が欲しいと思う4人の作品を見つけ出した。特に強い印象を持ったのは鈴木宏美という若手作家。明治学院大学を卒業しこの世界に入った異色の 作家。全体的に黄色味がかった仕上がりとその肌合いが時の流れを感じさせる器。久しぶりに新たな発見 をし新鮮な気持ちになった。他に、松田洋子、後藤竜太、マシュー・ジョン・ソヴヤニ。11月12日(金)から開催する企画展『たおやかな器』で日常使いの器を中心にこの5人の作家の40点程を紹介する。
(2010.11.4)

 

 

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画廊スぺースを一部改装しました

 
   北区葛塚へ移転して1年になります。小さくても心地よい空間をと思いながら現在のスペースで展覧会を開催してきました。過ごす中で前から自分なりに気になる部分があり一部改装しました。このスペースをどのように使うか考えているうちに1年が過ぎてしまった次第です。展示スペースは拡大せず、フラットな白い空間に改装しました。奥の部屋は壁を塗り替え、今後は一部作品展示をするものの事務スペースとして活用します。11月12日(金)から開催の『たおやかな器』でお披露目です。少し雰囲気が変わりましたので  お楽しみに!   そして、今日11月3日おかげさまで開廊10周年を迎えることができました。これまでの皆様のご支援に心より感謝申し上げるとともに、今後とも楓画廊をご愛顧いただけますようお願い申し上げます。
(2010.11.3)

 

 

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川越市立美術館の岩間 弘展

 





 10月29日(金)に埼玉県川越市立美術館で開催中の岩間 弘展を訪ねた。タッチアートコーナーという一面ガラス張りで程よい広さのスペースで展示されていた。近作に混じって以前当画廊で発表してもらった作品もあったが、岩間さんの作品を前にすると私の心はいつもうづく。この気持ちはいったい何だろう。心の中にある原初的なものが気持ちを揺さぶるような気がするが、うまく言葉では表せない。1点特に目を引いた作品があった。石とブロンズを組み合わせた新作。   会場で岩間さんと待ち合わせをし、近くにある共同アトリエと蔵の街並みを案内してもらった。来年6月に新作を中心にした個展開催のお願いをし岩間さんとは別れた。   この個展の様子と岩間さんに関して『美術の窓11月号』で4ページに渡って特集記事が組まれているので、興味のある方は是非ご覧下さい。川越市立美術館での個展会期は12月24日(金)までです。
(2010.10.31)

 

 

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瀧谷美香新作展−今、ここにいること−

 

星の観覧車



 10月11日(月・祝)まで瀧谷美香新作展を開催中です。
  『今、ここにいること』をテーマに、今までの作品の流れに一区切りつける
個展となりました。
 2002年の当画廊での初個展以来、地元新潟では7回目の個展開催となります。
その間全ての個展につき合ってきましたが、会場に置かれた作品ファイルをあ
らためて眺めてみるとその変遷がうかがえます。雨上がりの街中の彩られた路面
を好んで描いていた時期。その視線が街中のビルと空の境目を捉えていた時期。
DMにした「形影」と「家の向こう」の2点で街や建物を描くことに区切りをつけ、今回
はその視線が山や川、海などの郊外の自然物へ移行されました。「長年街中で
仕事をしていると、描きたい対象物が自然と山や川などに変わってきました」という
のが作家本人の弁。
 瀧谷さんの特徴的な色合いであるグリーン、ブルー系を中心にした新作が並びます。
  自然溢れる新潟。その対象物をいかに瀧谷さんらしい筆致で描きとめていくの
か、これからの展開を楽しみに見守っていきたいと思っています。
(2010.10.3)

 

 

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『生成と還元』村木薫彫刻展

 

星の観覧車



 酷暑を何とかやり過ごし、ようやく秋の展覧会の季節となりました。
 9月17日(金)より村木薫彫刻展を開催中です。6年ぶりの個展ということもあり、連日大勢の お客様にお越しいただき感謝に堪えません。
 今回の展示は、DMの作品『生成と還元−生命の形−』を中心に抽象表現の作品群、
『対話−人と植物と−』を中心に人物立体の作品群と2つのグループに分け、意識的に展示してあります。 ご覧になったお客様のひとりが「生と死をみごとに対比した展示ですね」と評してくれました。  常にどうのように配置したら観やすいのか心して展示していますが、このような言葉をかけていただけるのはうれしい限りです。
 今回の作品の中では、インドの仏像をイメージして制作したという『対話−人と植物と−』に 惹きつけられるお客様が多いようです。木と炭で組んだ骨格とそこにのせられた土が絶妙なバラ ンスで動きある像を作り上げています。
 会期は9月26日(日)までです。是非多くの方々にご覧いただければ幸いです。
(2010.9.19)

 

 

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絵を聴く listen to the etching 白木ゆり展 :砂丘館にて

  

 8月8日(日)まで砂丘館にて『絵を聴く listen to the etching 白木ゆり展』を開催中です。
90年代中頃から10年程続いた「Sonic」「Sound」のシリーズを中心に初期作品から近作までギャラリー他各部屋に40点程を展示しています。白木さんの作品は東京国立近代美術館にも収蔵されており、昨年1月の美術館での展示の際にはギャラリートークも開催され、多くの聴衆を集めました。
「Sound-40」は当画廊にとっても記念となる作品です。2001年に初めて個展を開催してもらった際にも展示し、ご覧いただいた方々に強い印象を残した作品でした。今回砂丘館での企画をして下さった大倉 宏氏もその一人で、早くから砂丘館での展示にお誘いいただいていました。今回ようやく実現しました。

    −砂丘館DM案内文より−
sound、sonic(音響、音の)と題された銅版画の作品で1990年代に注目を集めた白木ゆり。無数の表情、身振りで動く線、美しく共鳴する見えない円蓋のような余白。こころをざわめかせ、拡張する絵の音。初期作品から近作まで約40点を紹介します。

 画廊フルムーンでの新作展は、エンボスによる作品群です。白木さんにとって新たな技法への挑戦とともに、より身近な『音』のシリーズへの展開が見られます。母親と小さな子どものやりとり、それを日記のように描きとめた一連の作品です。新作展は7月11日(日)までです。是非、両会場に足をお運びいただければ幸いです。

(2010.7.2)

 

 

 

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渡辺富栄展−花の彩り






  画廊フルムーンを会場に『渡辺富栄展−花の彩り』を現在開催中です。
  当画廊での個展は今回が初開催となります。4、5年前に私の方から展覧会の話をしておきながら、ようやく開催の運びとなりました。それも花だけでお願いしますという難題つきで。日本画ではあまりにポピューラーな題材だけにその作家特有の表現をそこに求めることは非常に技量が問われることも承知の上でお願いした次第です。花そのものを描く筆致、花を引き立てるための背景の繊細な処理など、魅力的な作品群です。
  今回は牡丹や椿など四季の花々を日本画11点、木版画6点での展観です。是非ご覧いただければ幸いです。
(2010.6.18)

◇ 北区周辺情報/2010-6
■ 指頭画家〜味方海山(みかた かいざん)展 新潟市豊栄博物館
会期:〜6月27日(日)まで 開館時間:9時〜5時 入場料:無料

 

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ミステリーにはまっています






   小説を中心に非常に偏った読書を長年してきましたが、この半年程ミステリーにはまっています。大学で英語英文学を学んだせいもあり、日本や欧米の現代小説ばかりをこれまで読んできました。どこかにミステリーは小説ではないという偏見があったのも確かです。これまでミステリー体験といえばロバート・パーカーのスペンサーシリーズくらいのもので、
 日本のものは読んだことがありませんでした。
  ところが、ここのところ何かの巡り合わせで東野圭吾、宮部みゆきといった私と同年代の作家の作品を乱読しています。
 作家が仕掛けるナゾを解く魅力というよりは、描かれる人物像やその心理の移り変わり、社会時代背景の描写に魅力を感じ  ながら日々読んでいます。
(2010.6.13)
 

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Under 30 Support Project 渡辺政光展

  Under 30 Support Project 第1弾の展覧会『渡辺政光展』を開催致します。昨年の夏に予定していた展覧会ですが、当画廊の移転などに伴い今会期となりました。
  渡辺政光さんは新潟市出身、東京造形大学大学院在学中から国画展を中心に国内外の公募展に出品する新進気鋭の版画家です。  渡辺さんが用いる版種はシルクスクリーンで、乳白色の背景にごく小さな人物を配置したり、植物的なも ものを配置する画面構成です。「間を読む」という言葉がありますが、日本人の中に脈々と受け継ぐ「間」という感覚を、20代の眼を通して表現しようというものです。ご覧いただき、いろいろとご批評いただけたらと思います。
 実は、渡辺さんとは不思議な縁があります。彼がまだ中学生の頃に私との出会いがあり、その頃はこうしてお互いに美術作家と画廊主になるなんて思ってもみなかったことです。彼が大学を終える頃再会し、版画制作をしていることを知り驚いたものです。あれから5年程経ってようやく個展開催が実現しました。多くの人にご覧いただけることを願っています。


 当画廊ではUnder 30 Support Projectの2010〜2011年度分の出展者をただいま募集中です。詳しくはこのホームページ上の該当ファイルをご覧下さい。
(2010.3.6)
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大貫真寿美木版画集『空と密』刊行

 大貫真寿美さんの木版画集第3作目『空と密』を刊行致します。
 2002年11月の当画廊個展時に『pairs・・・対なもの・・・』を発表してから約7年ぶりの版画集です。今回は薄いグレー単色で、 タイトルの「空と密」をメインに、大貫さんが長らくモチーフとしてきた家や鳥、最近は油彩画や版画で表現してきた空など、 これまでの集大成とも言える内容です。また、今回の版画集はタトウ入りではなく、観音開きの額装でそのまま棚の上などに 飾れ、トータルで大貫さんの世界を楽しめるようになっています。
(2010.2.13)

「羽」 「空と密」 「籠」
「アトリエ」   「夕暮れ」
大貫真寿美 木版画集『空と密』
ed.15 1/15〜10/15 セット販売
    11/15〜15/15 単品販売
セット価格(額込) \31,500(税込)
刊行日 2010年2月13日

版画集に寄せられた大貫さんの文章をご紹介します。

空と密
過密なまでの日常
濃密な想い
いつも揺れる
過密な時間、濃密な想いと全てがどうでもよくなるような空
ちょうど真ん中がいいのだろうが
足して割って平均化されることなく
振り子が左右に振れる
微光に心がさらに振り切られ
表現せずにいられない気持ちになる
空と密
密と空
空と空
密と密
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大雪でした

  とにかくよく降りましたね。
 4日から6日にかけての降雪量は2月では26年振りとのこと。平地でも1mの程の積雪ですから、さすがに雪国新潟の交通網も寸断され、身動きがとれませんでした。こんなときは家にこもってじっとしていたいところですが、そういう訳にもいきません。
 あたりは一面白銀の世界。久しぶりに懐かしい風景を見た気がしました。私の子供の頃は、こんな雪や吹雪は当たり前。子供なりに雪国の生活や知恵を身につけていたものでした。学生時代そして社会人となって10数年新潟から離れていた頃は、東京の青空とのそのギャップに雪国の暗いイメージを重ねていたものです。逆に、転勤などで新潟に赴いている人たちにとって新潟の冬、特に今年は辛いのではないでしょうか。スキーやスノーボードなど冬の楽しみを見つけたり、発想の転換をするしかないでしょう。それにしてもこの雪景色が懐かしいなんて思うのは年をとったせいでしょうか。
(2010.2.7)
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『日本画家3名による花の饗宴』

 本年もよろしくお願い申し上げます。
16日から『新春を彩る 花・華・はな3人展'10』を開催中です。暖冬という当初の予報に反して、毎日厳しい寒さが続きますが、是非お運びいただければ幸いです。
第7回展の今回は、杉原伸子、中村一征、渡辺富栄の日本画家3名による花の饗宴です。中でも渡辺富栄さんは当画廊初出品です。今年6月には個展を予定しています。新春のひととき、きらびやかな岩絵の具で彩られた三者三様の世界をご覧いただきたいと願っています。
当画廊も今年の11月で開廊10周年を迎えます。なんだかんだと言っても10年です。あっという間だったというのが実感ですが。この休みの間にこれまでの道のりを振り返り、当画廊の向かうべき方向を再考しました。相撲の魁皇関ではありませんが、「継続は力なり」を肝に銘じ、新たな気持ちで今年をスタートします。今年もご愛顧賜りますようお願い致します。
(2010.1.16)
◇北区周辺情報/2010-1

■ 新潟市豊栄博物館   〒950-3322 新潟市北区嘉山3452 TEL 025-386-1081
開館時間:午前9時から午後5時まで 休館日:月曜 入館料:無料
展示予定/〜1月31日(日) 月岡徳栄水彩画展
■ 水の駅 ビュー福島潟 〒950-3324 新潟市北区前新田乙 TEL 025-387-1491
開館時間:午前9時から午後5時まで 休館日:月曜 入館料:有料(大人\400 小中高\200)
展示予定/〜2月14日(日) 竹内敏信新春写真展「照る日・曇る日」
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